東京ステーションギャラリー 「みえる人とみえない人の建物探訪ツアー」(2014.11.21)
2014年11月21日(金)に東京ステーションギャラリー(東京都千代田区)で、「みえる人とみえない人の建物探訪ツアー」を開催しました。14名の方と一緒に東京駅を見て回りました。
東京ステーションギャラリーの展示室の壁は、大正3年の創建当時のレンガがみられることが特徴です。探訪ツアーでは100年前のレンガに刻まれたさまざまな痕跡について話したり、駅舎に使われている2種類のレンガを触り比べました。レンガを巡って東京駅の歴史や大正時代の職人技にふれるツアーとなりました。
普段は「駅」として通過することが多い東京駅ですが、一旦立ち止まってじっくり見てみるとその場所の違う一面が少し見えてきます。東京駅に立ち寄る際は、ぜひ壁や天井にも目を向けてみてください。
主催:東京ステーションギャラリー、視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
写真:中島佑輔