ヨコハマトリエンナーレ2014にて9月の鑑賞ツアー(2014.9.28)

9月28日(日)、第2回目の「視覚障害者とつくるヨコハマトリエンナーレ2014鑑賞ツアー」を開催しました!今回は14名の参加者が3グループに分かれて、横浜美術館の作品を鑑賞しました。
ヨコハマトリエンナーレ2014は、じっくり思考しながら楽しむ作品が多く展示されています。パッと見ただけでは理解できない作品も、みんなで話しながら味わっていくことで少しずつ魅力がみえてきました。気持ち悪いとしか思えなかった作品に愛着が湧いてきたり、「?」だった作品が「!」に変わったりと各々のみえ方の変化も楽しみました。
このツアーは全3回実施しました。障害の有無にかかわらず美術を知らない方にも楽しんでいただくためにも参加者から「この作品をみんなで観てみたい」というリクエストも受け付けました。初めての方も、ヨコトリをもっと楽しみたい!という方にも参加していただきました。

【鑑賞した作品】
《低床トレーラー》ヴィム・デルボア
《8つの息》ギムホンソック
《アートビン》マイケル・ランディ
《ブランク》カルメロ・ベルメホ
《何もすることがない》《何もしたくない》福岡道雄
《飛ばねばよかった》福岡道雄
《アイ・オーーある作曲家の部屋》毛利悠子
《法と星座・Turn court》Temporary Foundation
《反物質;ライト・オン・メビウス》吉村益信
《豚;pig’ Lib;》《大ガラス》吉村益信
《写真彫刻》アリーナ・シャポニツコフ
《独身男の灰皿1》アリーナ・シャポニツコフ
《どんな塵が立ち上がるだろう?》マイケル・ラコウィッツ
《Fahrenheit 451 》ドラ・ガルシア
《実用芸術 No.1(整理箪笥とテレビ)》エドワード&ナンシー・キーンホルツ
《無題(青い鏡)、無題(NRA-全米ライフル協会)》 フェリックス・ゴンザレス=トレス
《遠い昔、はるか彼方の銀河系で…》和田昌宏
《(前略)彼は去り、花は枯れる、けれども・・・・・》坂上チユキ
「箱」シリーズ ジョセフ・コーネル
【参考リンク】
ヨコハマトリエンナーレ2014公式HP
ヨコハマトリエンナーレ2014公式Facebookページ
主催:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
photo:中島佑輔
●本ツアーは「2014年中央ろうきん助成プログラム」の助成により開催しています。