ヨコハマトリエンナーレ2014にて8月の鑑賞ツアー(2014.8.23)
2014年 8月23日(土)、視覚障害者とつくるヨコハマトリエンナーレ2014鑑賞ツアーを開催しました。10名の参加者が2グループに分かれて、にぎやかに会話しながら横浜美術館の作品を鑑賞しました。
ヨコハマトリエンナーレは一冊の長い本を読み解くように11の章から構成された展覧会です。約2時間のツアーで全ての章を巡ることは出来ませんが一つ一つの作品を時間をかけてじっくり観ることが出来ました。ツアーの後には改めて展覧会を鑑賞する方もいらっしゃいました。このツアーが展覧会や美術鑑賞を楽しむきっかけになれば嬉しいです。
とても大きな芸術祭をいろんな切り口で楽しむためツアーは全3回実施しました。9月28日(日)には横浜美術館、10月12日(日)には新港ピアを巡りました。障害の有無にかかわらず美術を知らない方にも楽しんでいただくためにも参加者から「この作品をみんなで観てみたい」というリクエストも受け付けました。初めての方も、ヨコトリをもっと楽しみたい!という方にも参加していただきました。
【鑑賞した作品】
《アートビン》マイケル・ランディ
《猫へのインタビュー》マルセル・ブロータース
《無題(青い鳥)》《無題(NRA-全米ライフル協会)》フェリックス・ゴンザレス=トレス
《アイ・オーーある作曲家の部屋》毛利悠子
《法と星座・Turn court》Temporary Foundation
《反物質;ライト・オン・メビウス》吉村益信
《大ガラス》吉村益信
《豚;pig’ Lib;》吉村益信
《写真彫刻》アリーナ・シャポツニコフ
《何もすることがない・10月(みみず)》他4点 福岡道雄
【参考リンク】
ヨコハマトリエンナーレ2014公式HP http://www.yokohamatriennale.jp/2014/ ヨコハマトリエンナーレ2014公式Facebookページ https://www.facebook.com/YOKOHAMATRIENNALE
主催:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
photo:中島佑輔
●本ツアーは「2014年中央ろうきん助成プログラム」の助成により開催しています。