横浜美術館 コレクション展「収集のよろこびー美術館にみる個人コレクション」にてワークショップ(2013.7)
昨年(2012年)から数えて横浜美術館コレクション展では7回目の鑑賞ワークショップを開催しました。7月28日(日)と、8月18日(日)、26名の参加者と、横浜美術館(みなとみらい)コレクション展「収集のよろこびー美術館にみる個人コレクション」を鑑賞しました。(7月は13名、8月は13名、計26名)
1万点以上ある収蔵作品の中からテーマに沿って選ばれた展示が観られるのが横浜美術館のコレクション展です。初めて観る作品、いつ行っても観られる作品、それぞれが魅力的です。
例えばイサムノグチの彫刻、シュルレアリスムの絵画(ダリやマグリット)は、展示してあることが多いので繰り返し何度も観ることが出来ます。何度も観ているのに一緒に観る人や、観る時によって見え方が変わるのも、正解のない美術ならではの楽しみ方ではないでしょうか。
また今回の鑑賞で篠田桃紅さん、片岡球子さんの版画を初めてみた参加者から、 「画集で他の作品も観たいと思った」「帰ったら調べてみよう」といった声が聞かれました。
参加者が鑑賞ワークショップをきっかけにして別の機会に美術に触れる、そんな「楽しみ方」を持ち帰って頂けるととても嬉しいです。 今回も美術館の職員、監視員の方にはお世話になりました。 そして参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
【鑑賞作品】
「ニュートンを讃えて」(サルバドール・ダリ)
「王様の美術館」(ルネ・マグリット)
「網の中の赤」(ヴァシリィ・カンディンスキー)
「深み」(篠田桃紅) 「浅き夢」(篠田桃紅)
「古より」(篠田桃紅) 「静寂」(篠田桃紅)
「三国峠の富士」(片岡球子)
「積乱雲の富士」(片岡球子)
「真夜中の太陽」(イサム・ノグチ)
主催:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ