東京都写真美術館「狐の嫁入り」展にてオンラインワークショップ 参加者による現場レポート (2021.3)

2021年3月に実施した写真美術館でのワークショップの様子を参加者の舟之川さんがブログで丁寧にレポートしてくださいました。許可を得て紹介させてだきます。活動の記録を残すってとても大事なのに日々の運営に追われて後回しになりがちなのでとてもありがたいです。ZOOMを使ったオンラインワークショップのレポートとしてもとても意味のあるレポートではないかと思います。

レポートより抜粋。「よく記憶しているのは、「私も何にでもなれるかもと思えた」ということだった。この大切な感覚をつかめたのは、3時間じっくりと他の人たちとの対話を重ねてこられたからだ。」(ブログから引用)
この時に鑑賞したのは澤田知子という写真家の「ID400」という膨大な数のセルフポートレイトからなる大きな組写真でした。参加者の皆さんと写真を通して「アイデンティティ」の揺らぎと切実さを語り合ったことがとても印象的でした。レポート書いてくださった舟之川聖子さんはユニバーサルシアター シネマチュプキタバタで「ゆるっと話そう」という映画感想シェア会をはじめとしてさまざまな対話の場を主催している方で、いわば私たちの同業者のような方です。運営視点と参加者視点どちらからも丁寧に書いてくださりとても嬉しく励みになります。ありがとうございました!
■参考リンク
・舟之川さんのブログ「ひととび〜人と美の表現活動研究室」
「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ:澤田知子 狐の嫁いり展」参加記録