川口市立アートギャラリー・アトリアにて鑑賞プログラム「アートウォッチング」(2014.4.19)

2014年4月19日、川口市立アートギャラリー・アトリア(以下アトリア)で鑑賞プログラム「アートウォッチング」が行われました。アトリアでは視聴覚に障害がある方や、地元の方、などを対象に一人一人がじっくりと作品に向き合って美術を楽しんでほしいとの思いから「アートウォッチング(全4回)」が始まりました。私たちは4月19日の「視覚に障害のある方とない方が一緒に楽しむ回」に企画協力をしました。美術館にとっては視覚障害者の方に向けたプログラムは初めての試みだったそうですが当日は地元の方も含めて9名の方が参加してくださいました。

今回の企画展「フィールドリフレクション」では、本橋成一(写真家・映画監督)、田中みぎわ(画家)、伴美里(画家)ら3作家の作品を順番に鑑賞しました。写真や絵画を鑑賞しながら、作家の意図や解説にとらわれすぎることなく作品の魅力や印象など、時には「分からない」と言うことも含めて自由な見方を共有できる回となりました。

【鑑賞した作品の作家】
本橋成一(写真家・映画監督)
田中みぎわ(画家)
伴美里(画家)

主催:川口市立アートギャラリー・アトリア
企画協力:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
photo:中島佑輔