東京都現代美術館 「春のワークショップ2014 みえる人とみえない人の「井戸端鑑賞」—オリジナル音声ガイドをつくろう!」(2014.3)

2014年3月1日(土)・2日(日)、東京都現代美術館で「みえる人とみえない人の「井戸端鑑賞」—オリジナル音声ガイドをつくろう!」を実施しました。

このワークショップは美術館のコレクション作品を囲み、まるで“井戸端会議”をするように気軽に、語り合う「井戸端鑑賞」をして、鑑賞後には、語り合った音声を使って、今までになかった“他人の見方を知ることができるツール”となる「オリジナル音声ガイド」を編集・制作するというプログラムです。2日間のプログラムでは45名の参加者が6つのチームに分かれて鑑賞と編集を行いました。

オリジナル音声ガイドの編集方針も各チームが相談してその場で決めました。例えばあるチームはきっちり説明言葉を織り交ぜた音声を、あるチームは会話が転がる変化の様子をとどめた音声を、自由に編集して作っておられました。

作られた6つのオリジナル音声ガイドはyoutubeにて公開されています。当日の詳しい流れも記録冊子(PDF &テキスト)が公開されていますのでご覧ください。

【鑑賞した作品】

靉嘔 《田園》
岡本信治郎《笑っちまったゴッホ》
鶴岡政男《重い手》
三木富雄 《EAR》
横尾忠則《花嫁》

【記録】
★記録集PDFデータリンク
https://www.mot-art-museum.jp/education/report/docs/ws2014_idobata.pdf

★アニメーション付き音声ガイド(youtube)

主催:東京都現代美術館

企画:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
photo:中島佑輔