世田谷美術館 「対話する時間」展にてワークショップ(2012.9)

2012年9月と10月「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」in 世田谷美術館「対話する時間」展を開催しました。17名の参加者の皆さんと一緒に展示作品の中から11点の現代美術作品を鑑賞しました。

このワークショップではナビゲーター役を視覚障害者の木下さんと伊敷さんが務めますが、二人は司会進行というよりも、参加者の「みる」「話す」「想像する」…etcといった行為を引き出す媒介者の役割です。ワークショップを作るのは参加者の皆さんの好奇心や自由な発想です。

今回もユニークな意見や解釈をたくさん聴くことが出来ました。 特に舟越桂の彫刻「夏のシャワー」、リ・ウーファンの絵画「線より」の前で たくさんの言葉が交わされていました。 監視員の方から「もう少しボリュームを…」と言われ大変申し訳なかったのですが(周りの方への配慮をしつつ)良い意味でたくさんの会話を美術館に持ち込んでいきたいと思います。

主催:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ